32人が出場するシングルトーナメント「ニュージャパン杯」の2回戦4試合が行われ、EVILが後藤洋央紀(41)を下し、8強入りした。

互角の力勝負の後、巧みに勝利をもぎとった。後藤の必殺技GTRをよけたEVILは、後藤を海野レフェリーに当たるように突き飛ばす。そこから相手の振り向きざまに合わせラリアットをさく裂。さらにマットに倒れた後藤の両脚を持ち上げ、股間に足を押しつける異例の金的攻撃。痛みでふらつきながら立ち上がる後藤にEVILを決め、勝利を決めた。

「このトーナメントは俺がナンバーワンだということを証明するためのものだ。新しい新日本の頂点に君臨するのはこの俺だ。よく、おぼえとけ」と6月23日の1回戦に続き、力強く優勝宣言した。

2日の準々決勝のカードは、オカダ・カズチカ対石森太二、石井智宏対高橋ヒロム、SANADA対タイチ、YOSHI-HASHI-EVILに決定。7月11日の大阪城ホール大会で決勝が行われ、優勝者は翌12日にIWGPヘビー、同インターコンチネンタル王者内藤哲也(38)とタイトルをかけて戦う。