ボクシング元女子世界王者対決の決着再戦が決まった。

宮尾綾香(37=ワタナベ)と多田悦子(39=真正)が、12月3日に東京・後楽園ホールでのWBO世界ミニマム級王座決定戦で対戦する。ワタナベジムが20日に発表した。

2人は1月に同王座を争い、1-1の三者三様で引き分けていた。宮尾は9月にホーチミン市でティ・トゥ・ニ・グエン(23=ベトナム)と対戦予定だったが、出入国制限などで延期となっていた。

宮尾は3度目の王座、多田は4度目の王座返り咲きがかかる。宮尾は「このコロナ禍で世界戦を決めていただき、大変ありがたい。しかも、多田選手との再戦なので、今回はしっかり勝負をつけたい」とコメントした。