ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)が27日(日本時間28日)、米ラスベガスで31日(同11月1日)に行われるWBA同級2位ジェーソン・モロニー(オーストラリア)との防衛戦に向けた練習を打ち上げた。

滞在中のホテル内でミット打ちなどを行うと、自身のSNSで「全ての準備が整った! 今日で試合前の練習は終了。後は計量まで疲れを抜くだけ。1年ぶりの試合…暴れます」と思いをつづった。

練習前には現地テレビ局ESPNによるインタビューとイメージカット撮影が行われた。2時間近くの長丁場となったが「海外では当たり前のことだと聞いているので、仕方ないのかなと。慣れていくしかない」とした。大橋秀行会長によると、撮影時にはモニターに映った自分の体を見て、計量を3日後に控えたコンディションに満足そうな様子を浮かべていたという。

また、井上の前座でノンタイトル戦に臨む日本スーパーライト級1位の平岡アンディー(24=大橋)は同日、契約する米プロモート大手のトップランク社のジムで約1時間の調整。大橋会長は「仕上がってます」と太鼓判を押した。

◆テレビ放送 WOWOWは11月1日午前10時半からWOWOWプライムで生中継。