ボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54)-元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.(51)が「50億円マッチ」になる可能性が出てきた。28日(日本時間29日)に米ロサンゼルスで両者はエキシビション8回戦で拳を交える。ヘッドギアなし、KOなし、1回2分、採点ありという特別ルールながらも、タイソンの15年ぶりとなるリング復帰、ジョーンズJr.とのレジェンド対決に注目が集まる。米Yahoo!ファイナンスは、このエキシビション戦をPPV配信する米動画配信サービス「FITE」による先行販売が最高記録を更新したと報じた。

タイソン、ジョーンズJr.はエキシビション戦のファイトマネーとして、それぞれが日本円で約10億円を得ると予想されている。さらにPPV販売から得られた収益は両者が50%ずつ受け取る契約だ。英紙ザ・サンによると、現時点でそれぞれが日本円で約28億円以上を手にする可能性があると予想。両者あわせた報酬は50億円を超えそうな勢いになっているという。

タイソンはPPV先行販売で最高記録を更新したという報道に上機嫌になっている。自らのツイッターで「数字はウソをつかない。このファイトが嫌われているなら、こんな数字にはならない。試合の土曜日を指折り数えている。ロイ・ジョーンズJr.が準備できているといい」と投稿。15年ぶりのリングに向け、ボルテージを上げていた。