新日本プロレス東京ドームシティ大会が6日、行われ、5日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級、同インターコンチネンタルの2冠初防衛に成功した飯伏幸太(38)がメインの10人タッグマッチに登場した。同組のワトが3カウントを奪われため、必殺技のカミゴェは出なかったが、2日間で80分を戦った疲れも見せず、軽快な動きを見せた。

試合では前日にタイトルマッチの挑戦を受けたSANADAとマッチアップ。ムーンサルトプレスを豪快に決めるなど、短時間ながら激しい攻防を見せた。「試合はまだ決まってないが、SANADAさんとなら本当にクリーンなものができる」。試合後リング上で相手を見つめて深くうなずき、改めて挑戦を受ける意志を伝えた。

2日間の戦いを終えたばかりの選手たち40人が、リングで躍動した。飯伏は「負けたけど、まだ始まったばかりだから」と切り替えた。来年の東京ドーム大会に向け、また新たな戦いがスタートした。