「毒蛇」ランディ・オートンの乱入で、ロウ女子王者アスカが何とか王座陥落のピンチを免れた。前週のノンタイトル戦でフォール負けを喫してきた「小悪魔」アレクサ・ブリスとの防衛戦がメインで組まれた。

「フィーンド(悪霊)」ブレイ・ワイアットに洗脳され「新しいおもちゃを身に着けるチャンスだわ」と意気込んできたブリスに対し、アスカは序盤から投げ飛ばし、ミサイルキックを放つなどエンジン全開。突如、木馬に乗って遊んだり、チンロックを決めてきたブリスの幻惑攻撃に苦しめられたものの、ヒップアタックやスープレックスの連続攻撃で応戦した。すると会場が暗転し、突然泣いていたブリスが暗闇から「黒い小悪魔」に変貌して目前に登場すると、アスカは背後を取られ、最後にマンディブル・クローを浴びてしまった。

王座陥落のピンチとなったが、ブリスの背後には顔にやけどを負ったオートンが乱入。2週前にファイアボールを投げつけきた小悪魔をRKOで大の字にしてしまい、無効試合になったようだ。