BUSHI(37)がマスター・ワト(23)との対決を制し、1カ月に及ぶ戦いに終止符を打った。珍しくゴング前から仕掛けるなど、ワトの連続攻撃に苦しんだが、低空ドロップキックで膝にダメージを与え、その後の攻撃を封じた。最後は連続攻撃からエムエックスをさく裂させ、勝利した。

先月6日に「暇だから相手してやる」とターゲットに指名。前哨戦ではワトを意識し、普段は身に付けない青いマスクで対戦した。バックステージでは、ことあるごとに本名の川人の名前を叫び、挑発。マスクマンとしてリングに立つ中、キャラクターの定まらないワトに嫌気が差していた。前哨戦では強烈なキックを受け「このままでは踏み台になってしまう」と不安もあったが、本番では技を食らいながらも、相手の技を研究し、しっかり対応した。

この勝利は通過点。IWGPジュニアへの挑戦も視野に入れるが「川人に勝ったくらいではみんなが納得しない。ベスト・オブ・ザ・スーパジュニアを優勝して挑戦表明する」と新たな目標を掲げた。