気合空回りのほろ苦デビューとなった。約3年ぶりの新人となった中島佑斗(24)が上村優也(26)と対戦。

わずか52秒で左肘の関節が外れ、レフェリーストップとなった。15日も試合が組まれているが、欠場となる可能性も出てきた。

勢いよくリングに上がり、雄たけびを上げると、後から登場した上村をにらみ付けた。ゴングが鳴ると、グラウンドの戦いを展開したが、2人がもみ合う中で異変に気付いたレフェリーが強制終了。試合後は消化不良で怒りが収まらないのか、上村をにらみ付け、右手で張り手を一発。左肘を冷やしながら、険しい表情でリングを去った。

中島は19年6月にニュージーランドのファレ道場に入門。20年6月に新日本に入団した。総合格闘技や柔術、キックボクシングなどの経験がある。今後の活躍も期待される中島だが、厳しいプロレス人生のスタートとなった。