ボクシングの聖地、米ラスベガスで2連勝中のIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が初メインを勝利で締めくくる覚悟を示した。

11日、後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、日本同級15位木村文祐(33=加古川拳)との65・2キロ契約8回戦を控える。10日には都内で前日計量に臨み、65・0キロでパス。木村も64・4キロでクリアした。

木村とは18年2月に判定勝ちして以来の再戦となる。2年前には米プロモート大手トップランク社と契約を結び、ラスベガスで2戦連続KO勝ち中と好調をキープ。米連戦でKOを狙う意識も高まっており「やっぱり米国は評価が厳しい国であり、そういうところで意識し、KOをみせたい気持ちが出てきた。KOへの思いは強いです。メインイベントが本当に楽しみ。1年8カ月ぶりの(国内)リングも楽しみです」と気持ちを高揚させた。

計量後には自身のトレーナーで父のジャスティス・コジョ氏(58)による特製ガーナ料理で減量で疲れた体を回復させるといい、「スパイシーで闘志もわく」と二人三脚でメインイベントで勝利を狙う姿勢を示していた。