WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が、世界的ファッションデザイナーの“衣装”をまとって出陣する。8度目防衛戦(24日、エディオンアリーナ大阪)でコシノ・ジュンコ氏デザインの斬新なガウンを着用することが15日に発表された。

同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦する。同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていたが、王者側のトラブルにより延期となっていた。寺地は7度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となる。あらためて元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏の連続防衛13回更新へ、衣装も気持ちも新たに臨むことになった。

コシノジュンコ氏と寺地がコメントを発表した。

コシノジュンコ氏 白で統一されたロングガウンは拳四朗さんのさわやかなイメージと強さや大きな存在感を演出し、今までに見たことのないデザインで注目を集めてもらえたらと思い、このデザインにしました。

王者寺地拳四朗 今回、世界的に有名なコシノ先生にガウンをデザインしていただきほんとうれしいです。ガウンを着て入場するのが今から楽しみです。僕が4月24日に試合ができるのは、たくさんの人たちのサポートで成り立っているので、必ず勝って恩返ししたいと思います。