挑戦者の同級11位高山勝成(37=寝屋川石田)が不可解なストップ負けで2階級制覇を逃した。 同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦。9回、大きなダメージも見られない中、レフェリーが突然ストップをかけTKO負けとなった。高山は試合続行可能をアピールするようにシャドーボクシングを披露。「驚きました」と話し、今後の現役続行を示唆した。

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高山を9回TKOで撃破し、3度目の防衛に成功したWBO世界ライトフライ級王者ソトは、WBAスーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)との2団体統一戦を希望している。4月9日に京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約したばかり。両陣営ともに統一戦を熱望していることもあり、同社のハーン代表は「7月にもできれば」と意向を示した。