肺がんと診断され、3月1日から入院生活を送っていた力道山の次男でプロレスラーの百田光雄(72)が10日、退院した。同日、百田の息子でプロレスラーの百田力(39)がSNSで報告した。自らのツイッターを通じ「『末期の肺がん』という人生最大の敵と闘っていた父・百田光雄が、カウント2・99から奇跡の逆転勝利を果たし、本日、無事に退院することができました。父を応援、ご心配してくださった全ての方に御礼申し上げます。皆様、ありがとうございました!」と投稿した。

百田は68年2月に日本プロレスに入門し、70年11月にデビュー。全日本プロレスの旗揚げに参戦し、00年には三沢光晴らとノア旗揚げに参加し、副社長も歴任した。09年にノア退団後、フリー選手として活動を続けている。