「忍者」戸沢陽(35)が区切りとなる24/7王座の10度目戴冠を果たした。

バックステージで、24/7王者Rトゥルース(49)からフォールを奪った。レフェリーと共に現れた戸沢が、隠れながらインタビュアーとやりとりをしている王者の背後を狙って襲撃。丸め込みで3カウントを奪った。 その後、エグゼビア・ウッズに狙われたものの、直感で察知して事前回避に成功。風を切るように走りながら会場を立ち去っていた。

24/7王座は24時間、7日間を意味し「王者はいつでもどこでも挑戦者と対戦する」というルールの王座。王座の前身は同じルールだったWWEハードコア王座とされ、19年5月のロウ大会で創設。19年12月に初戴冠した戸沢は今年4月のPPV大会ファストレーンで9度目の返り咲きに成功していた。また、同王座はWWE選手だけでなく、関係者や他アスリートなども挑戦可能、前王者Rトゥルースは50度以上戴冠している。