米プロレスWWEが今週に入って大人数のバックステージスタッフを解雇したと26日(日本時間27日)、複数の米メディアが報じた。

報道によると、少なくとも管理職を含め、35人のスタッフがクビになったという。社内で組織変更を進めており、主にテレビ制作とデジタルコンテンツ制作で重複している業務を統合した影響で大量解雇につながったようだ。また今年4月からロウ大会の実況を務めてきたアドナン・ヴィルク・アナウンサー(42)の退任も25日(同26日)に発表。9年間、ESPNで活躍した敏腕アナだったが、わずか7回の放送で契約終了となった。

WWEは4月のレッスルマニア37大会翌週に元US王者サモア・ジョーや計6度の女子王座を戴冠したミッキー・ジェームスら主力10人の解雇を決定。21日には元NXT北米王者ベルベティーン・ドリームらNXT所属の7選手、レフェリー2人の解雇も決定するなど、リング内外で人員のスリム化を図っている。