総合格闘技RIZIN28大会(13日、東京ドーム)に出場する初代フェザー級(66・0キロ以下)王者の斎藤裕(33=パラエストラ小岩)が11日、試合前のオンライン会見に臨んだ。リングに上がるのは朝倉未来(28=トライフォース赤坂)との同級タイトルマッチを制した、昨年11月21日の同25大会以来約7カ月ぶり。その1戦で鼻骨骨折などのけがを負い、戦線離脱していたが、東京ドームで復帰戦を迎える。

11連勝中と波に乗る海外の強豪を迎え撃つ。ノンタイトル戦になるが、大会3試合目でヴガール・ケラモフ(29=アゼルバイジャン)と対戦。斎藤は「どういう展開になってもいい。自分のリズム、タイミングで攻撃を仕掛けていきたい。それを最初から最後までやっていく」。ケラモフの印象は「直線的なパワーがあるイメージ。爆発力というか力強いと思う」と分析。その上で「自分のいいタイミングで、いい打撃が当たれば効かせられるし、倒せると思う」と力を込めた。