3人を相手しても「神童」だった。那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、大崎孔稀(21=OISHI GYM)、HIROYA(29=TRY HARD GYM)、そして登場で明かされた「X」こと所英男(43=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)の3選手(1回3分×3人)と対戦した。途中、ダウンは奪ったものの、KOすることはできなかった。

ボクシングルールや、体重差など那須川にとって不利な条件だったが、3選手と真っ向勝負を挑んだ。1人目の大崎から激しい打ち合いが続いた。数発浴びたものの、手数では圧倒した。

2人目のHIROYAにはガードを固められたが、最後に右アッパーからの左ボディでダウンを奪った。3人目の所には効果的なパンチでふらつかせる場面も。最後まで追い詰めたがダウンを奪うことはできなかった。

試合後「賛否があって、自分もドキドキした。テレビで格闘技が放送されるというのでやることを決めた」と語った。

来年3月にボクシングに転向する。この日に予定されていた武尊との決戦は、武尊のケガにより延期となった。残り3戦。「大みそかがRIZINでは最後の大会になる」と自らの言葉で伝えた。「挑戦していかないといけない。絶対にボクシングで世界チャンピオンになります。みなさん、僕に夢を託して下さい」と熱い思いを語った。

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