ボクシングWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(32=英国)が7月24日(日本時間25日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナで前王者デオンテイ・ワイルダー(35=米国)と3度目対決となる防衛戦に臨むことが13日(同14日)、米プロモート大手トップランク社から発表された。

ワイルダーとは18年12月に引き分け、20年2月に7回TKO勝ちしており、今回が3度目の対戦。15日(同16日)には両者そろっての記者会見が開かれる予定。

同カードは昨年組まれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響やワイルダーの負傷などで延期されていた。当初、フューリーは3団体(WBAスーパー、WBO、IBF)統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)との4団体統一戦を計画。8月にサウジアラビアで統一戦開催と一部で報じられたものの、ワイルダーとの再戦契約条項が優先された形となった。