4月にWWEを解雇されたサモア・ジョー(42)がNXTのGMアシスタントとしてWWEに電撃復帰を果たした。

首の負傷でリングから遠ざかり、そのまま選手としては解雇されていたが、ウィリアム・リーガルGMのこわもてアシスタントに就任。早速、リング内外で存在感を示した。

この日、先にリングに登場したリーガルGMが「NXTは素晴らしいものになった。NXTのためにほとんどの時間を費やしてきたが、決断する時が来たようだ」と涙を流しながら退任を示唆。そこに姿をみせたNXT王者カリオン・クロスに「こんな日が来ると思っていた。俺が暴力でNXTを支配するからお前は2度と戻ってくるな」と暴言を吐かれていると、満を持してジョーがサプライズ登場した。

新GM就任をリーガルGMからオファーされたジョーは「全員がGMをリスペクトするようにしてやる」とGMアシスタント役を提案。首の負傷で長期離脱していたこともあり、同GMから「ジョーは試合には出れないし、挑発されない限りは手を出せない」との条件を受け取って正式に就任が決まった。

早速、リングでクロスと対峙(たいじ)した新GMアシスタントは「ここで何しているんだ? チックタック、ヤングチャンピオン」とにらみつけて追い払った。さらにバックステージに戻り、アダム・コールとカイル・オライリーの乱闘騒ぎを起こしていると、コールを必殺のコキーナ・クラッチで絞め、騒ぎを解決していた。