第8試合は矢地祐介(31=フリー)が、川名TENCHO雄生(30=北海しゃぶしゃぶ/Y&K MMA ACADEMY)を3-0判定で破った。

3回終了後、勝利を確信した矢地は両手を挙げ、笑顔を見せた。「川名選手はあこがれの修斗王者。競り勝てたのは自信になった。渋い試合だったかもしれないが、1歩1歩やっていくので、これからもよろしくお願いします」とファンの拍手に応えた。

1回から4度もテイクダウンを取りに来る川名に、ロープ際まで詰め寄られたが、マウントを取らせなかった。2回には左の強烈なハイキックが川名の顔にヒット。その後今度は矢地自らが飛び込み、逆にテイクダウンを狙いに行った。その後も決定打こそなかったが、川名のタックルをうまくかわし続け、勝利を導いた。「ライト級で1歩上に上がったと思う。皆さんが求める相手と対戦したい」とさらなるステップアップを誓った。