米プロレスWWEは3日(日本時間4日)、16度の世界王座獲得を誇る「狂乱の貴公子」リック・フレアー(72)との契約解除を発表した。米専門メディアによるとフレアー自ら申し入れがあり、WWEと合意に達したという。昨年、新たに契約を結んだフレアーは今年に入って前ロウ女子王者の娘シャーロットとの抗争を始めていたが、フレアーがバックアップしていたレイシー・エバンスの妊娠による欠場で、急きょ終了となっていた。

またWWEは7月31日(日本時間8月1日)にも、元WWEユニバーサル王者ブレイ・ワイアット(34)との契約解除も発表。19年から「ザ・フィーンド(悪霊)」という化身レスラーとしてファンから大きな人気を博していたが、今年4月のレッスルマニア34大会を最後にWWEに出場していなかった。米専門メディアによると近年、WWEが進めている予算削減の一環として高額な年俸のワイアットの解雇に至ったと分析している。