WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(22日、京都市体育館)の調印式、予備検診が20日、行われた。王者寺地拳四朗(29=BMB)と挑戦者の同級1位矢吹正道(29=緑)とも、予備検診は異常なしだった。

当初は10日に予定されていたが、王者寺地が新型コロナウイルス感染の陽性が判明し、延期となっていた。この日の検温で寺地は36・3度。「コンディションは問題ない。勝てる自信あります」と9度目の防衛に自信を示した。

試合は日本ボクシングコミッション(JBC)のガイドラインにそって、観客は収容人数(5000人)の50%を上限に、有観客で実施の予定。プロモーターの真正ジム・山下正人会長(59)は「できる限りの安全対策をして行いたい」と話した。