勝って俺の時代をスタートさせる。10月2日のRIZIN LANDMARK大会(会場は非公開・無観客)に出場する萩原京平(25=SMOKER GYM)が、対戦する朝倉未来(29=トライフォース赤坂)に「世代交代ではないが、勝って(朝倉の)ポジションを奪いたい」と意欲を見せた。24日、オンラインで練習を公開した萩原は、強烈なミット打ちを披露するなど順調ぶりをアピールした。昨年大みそか以来となる試合も「コンディションは最高。明日でも戦える」と自信を見せた。

8月の会見では朝倉から「実力はない。レスリング力でもはるかに俺の方が上」と挑発を受けた。「こんなになめられた経験もないし、いつもより腹立っている」。そんな朝倉を勝って黙らせれば「勢力図や自分の人生も変わってくる」と語った。対策も万全。「理想は早いKOだが、打撃で上回っているし、寝技も長い試合も想定している」と勝つイメージはできている。

他団体からオファーもあったが、受けなかった。「最高の試合が来た。待っていて良かった。今回メインということで、本当に自分のための大会だと思っている。10カ月間できていないイライラをぶつけたい」。RIZINを引っ張ってきた朝倉を倒し、主役を奪う。