ボクシング元2階級制覇王者でWBA世界スーパーバンタム級6位の亀田和毅(30=3150ファイトクラブ)が12月4日(日本時間5日)、メキシコ・エルモシージョで同級10位ヨンフレス・パレホ(35=ベネズエラ)とWBA世界同級挑戦者決定戦に臨むことが内定した。

15日(同16日)、WBA公式サイトで同カードが同決定戦として承認されたと発表された。WBAは「彼らは多くの経験を持ち、世界中で知られている選手同士。両ボクサーにタイトルの機会をもたらすもので試合もエキサイティングになる」と解説した。

19年7月、WBC世界同級暫定王者として、正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との王座統一戦に敗れた亀田は今年5月、三宅寛典(ビックアーム)との再起戦に判定勝ち。約7カ月ぶりのリングとなる。一方、パレホは14年にWBA世界バンタム級暫定王座を獲得。19年4月、WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で、現WBA、WBC世界同級王者ブランドン・フィゲロア(米国)に敗れている。