地元沖縄出身同士の対戦は、那覇市出身の宮城友一(38=キックボクシングDROP)が、西原町出身の安谷屋(あだにや)智弘(34=氷ヲ刻メ/池田道場)にTKO勝ちした。

 宮城が開始すぐにコーナーで組み合ってからの左の跳び膝蹴りを顔面にヒットさせると、その後、レフェリーが試合を止めた。試合後にはリング上で、応援に来ていた愛娘を見つけると号泣。ジムも経営する宮城は「キックボクシングの生徒たちに自分なりのMMAを見せられてうれしい。38歳だけどまだもう少し、娘にも妻にも格好いいところを見せたいので頑張ります」と笑顔を見せた。