前WWEヘビー級王者の「筋肉魔人」ボビー・ラシュリー(45)が新春PPV大会で組まれているWWEヘビー級王座戦に参戦することが決まった。

22年1月1日(日本時間2日)のPPV「DAY1」大会(米アトランタ)で開催される王者ビッグE、挑戦者ケビン・オーエンズ、セス・ロリンズによる3WAY形式同王座戦に挑戦者の1人として加わる。

大会冒頭にMVPとともにリングに姿をみせたラシュリーは「俺を軽視するとどうなるか分かっただろ。ラシュリーこそが王座戦に出場すべきだ」と先週大会の大暴走を振り返りながら王座挑戦を要求した。そこにオーエンズ、ロリンズ、ビッグEが次々と登場して舌戦を展開した。

さらにWWEオフィシャルから「ラシュリーが3人を倒したら『DAY1』大会のWWEヘビー級王座戦に加える」と緊急決定。やる気満々のラシュリーは1人目のオーエンズを持ち前のパワーで圧倒し、必殺のハートロックで絞めて快勝。2人目のロリンズにはオーエンズの襲撃によって1度は反則負けとなったものの、WWEオフィシャル裁定で決まった再戦では、豪快なスピアーでロリンズを沈めた。

最後にノーDQ(反則裁定なし)戦となった最後の王者ビッグEとのシングル戦でも、ラシュリーがスピアーで倒したが、乱入してきたロリンズとオーエンズの襲撃で勝利チャンスをつぶされた。激怒した筋肉魔人はスピアーでロリンズをテーブル葬し、最後はビッグEにもこん身のスピアーを突き刺し勝利。3人から勝利し、WWEヘビー級王座戦の挑戦者の1人に加わることになった。