珍しい名字、名前のボクシング元世界王者の愛弟子が頂点を狙う。19日、東京・後楽園ホールで開催される東日本新人王決勝に備え、18日に都内で前日計量が開催。スーパーフライ級(52・1キロ)決勝に臨む比連崎爽晏楽(ひれざき・そあら、25=川島)が300グラム少ない51・8キロ、対戦相手の篠田将人(25=野口)もリミットでパスした。

爽晏楽は母百合子さんから「爽快に、安全に、楽しく明るく」との思いを込められた名前。元WBC世界スーパーフライ級王者川島郭志会長に育成され、同ジムでは03年の塩谷悠以来18年ぶりの新人王を狙う比連崎は「サウスポーとの対戦は初ですが苦手意識はない。パンチをもらわず、自分がパンチを当てられれば」と気合十分だった。