かつての師弟タッグが東京ドームで躍動した。

スターダムの現ワンダー・オブ・スターダム王者上谷沙弥(25)が中野たむと組み、現ハイスピード王者スターライト・キッド、3年連続東京ドーム大会出場の「アイコン」岩谷麻優(28)組と対戦した。上谷は華麗な動きで東京ドームを盛り上げると、最後は中野のアシストもあり、フェニックススプラッシュでキッドから3カウントを奪取した。

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アイドルだった上谷が19年にプロレスラーに転向したきっかけは、中野からの勧誘だった。昨年の12月には師匠と仰ぐ中野を退け、現王座を初戴冠。試合後は「ありがとうございました」と抱き合って喜んだ。スターダムは20年1月に東京ドーム大会に進出。ここまでは第0試合として前座の役割を果たしてきたが、ついに本戦に登場となった。上谷は「憧れの飯伏さんとシングルマッチをしたい」と夢を語った。