RIZINを主戦場とする元K-1ウエルター級王者久保優太(34)が、歌手のサラ夫人に離婚を申し出たことを明かした。

4日に久保夫婦の公式ユーチューブチャンネルで「二人の夫婦関係について大事な話し合いをしました」が更新。昨年大みそかのRIZIN33大会で、久保はユーチューバーで格闘家のシバター(36)との試合で負けた後に八百長疑惑が浮上し、RIZINやファンを巻き込んだ騒動に発展していた。サラ夫人同席で動画に登場し、2人でスポンサーや関係者に一連の騒動について謝罪したことも報告した。

「重大な報告、お話があって」と切り出した久保は「試合自体も僕の弱さ、不甲斐なさで結果を出せなくて。ボクも今の気持ちとしては今後どうするのか。考えている状況の中、サラちゃんは頑張っている。自分の夢に向かって歩いている。ボクだけ立ち止まっている状態」と現状説明した。

サラ夫人が歌手活動をスタートさせ、夢を実現している環境を踏まえ「サラちゃんは順調なのに、ボクが足かせになっているのかな。甘えちゃっている部分があって。いったん関係をフラットにするという形で。離婚して別れるという形を取りたいとサラちゃんにお話しました」と報告した。

「今は迷走している状態。今は自分で起き上がらないといけない」「サラちゃんのお荷物になりたくない」とマイナス思考で自らを責めつづけ「いったんお別れして自分自身を見つめ直し、もう1度、許されるのであれば、またサラちゃんを追いかけたい。今は立ち上がろうとしていてもできていない」とうつむいた。

横に座っていたサラ夫人から「お荷物だと思っていない」と優しい言葉を投げかけていたが、久保は何度も下を向くばかり。「まずは自分のことすらできていない状況。申し訳ないという気持ち、迷惑かけすぎて負担をかけすぎたというのがあって…。ゼロからスタートしたいという考え」と言葉を詰まらせた。

最後にサラ夫人は目の涙をためながら「サラはもうちょっと考えたいし、心の整理がしたいから…。もうちょっと考えさせて。これ以上は何も決定しないところで言えないから」と態度を保留していた。