日本フェザー級16位のホープ木村蓮太朗(24=駿河男児)がセミファイナルの無敗対決でプロ初黒星を喫した。プロ6戦目で、同じサウスポーで無敗の日本同級10位前田稔輝(25=グリーンツダ)とスーパーフェザー級8回戦で拳を交え、1-2(75-76×2、76-75)の判定負けを喫した。

2回に左ストレートを浴びてダウンを喫し、中盤以降は接近戦で右ボディーを軸に多彩な右で追い上げたものの、僅差判定負け。東西ホープによる無敗対決に敗れ、プロデビューから5連勝でストップした。

静岡・函南町生まれの木村は強豪・東洋大ボクシング部で主将を務めるなどアマ3冠のエリート。静岡県出身初の世界王者を目指し、静岡・富士市にある駿河男児ジムに所属し、20年7月にプロデビュー。「ゴールデンルーキー」と呼ばれていた。