K-1スーパーバンタム級の金子晃大(あきひろ、25)がベルト獲得を約束した。K-1東京大会(27日、東京体育館、日刊スポーツ新聞社後援)で行われる第3代K-1同級王座決定トーナメントで優勝を狙う。26日には都内で計量・会見が開かれ、金子は決意を新たにした。

第6代Krush同級王者玖村将史(23)が本命視される中、金子は2年前にプロで唯一の黒星を喫した玖村に決勝でリベンジしての戴冠を思い描く。計量をリミットまで50グラムの54・95キロでパスすると、会見では「この日に向けてしっかり準備して調子も良い。明日は良いものが見せられると思う」と体調の良さをアピールした。

デビュー6戦目の2018年6月、軍司泰斗からKrushバンタム級王座を奪った。その軍司は今や現K-1フェザー級王者で、27日には6月に那須川天心戦を控える武尊の、スペシャルエキシビションマッチの相手を務める。「ベルトは1番の証拠になる」と金子は軍司に肩を並べんものと気合を入れる。

1回戦は試合順に金子-黒田勇斗(23)、璃明武(りあむ、21)-一航(いっこう、20)、玖村-鬼山桃太朗(22)、佐々木洵樹(30)-内田晶(しょう、24)。順当なら準決勝は金子-璃明武、玖村-佐々木、決勝は金子-玖村になると見られる。「決勝には玖村選手に上がってきてほしい」。金子は27日のワンデートーナメント3試合で最高のパフォーマンス発揮を狙う。

◆玖村のコメント「金子選手との決勝が見たいと(ネットで)盛り上がっているので、(2-0で判定勝ちした)前以上の結果で倒したい」※玖村も金子と同じ54・95キロで計量をパス