総合格闘家の朝倉未来(29)が6日に行われたRIZINランドマーク2大会(会場非公開)で鈴木千裕に敗れた平本蓮(23=ルーファスポーツ)に「正直がっかりした」と期待を裏切られたとした。

8日に自身のユーチューブチャンネルで「RIZINを見た感想」と題した動画を投稿。「普段は寝る時間なんだけどめっちゃ楽しみにして起きていた」という朝倉は、「PPV(ペイ・パ・ビュー)を購入して視聴した」という同大会の感想を20分超の動画にまとめている。

メインイベントでは、朝倉と普段からSNSなどで口論を繰り広げている平本が、1年3カ月ぶりにRIZINに出場。「日本の格闘技の未来を託せるような選手なんだろうなって期待を込めてワクワクして見ていた」というが、「入場の時から『ひらもっちゃん』が子犬がおびえたような眼で入ってきた。あれ? メンタル的に弱い人なのかなと(思った)」と話した。

試合は平本が終始、押される展開。朝倉はこれに、「デジャビュ感があった」と話し「『今日は俺の日になる』とか言って、20年の大みそかに萩原京平選手にボコボコにされているんですよね」と説明。この日も「ずっと同じ展開だった」と振り返った。

結果的に平本は0-3で判定負け。「正直がっかりした」と話し「成長していない」と苦言を呈した。デビューから2連敗となったことに対し、「トップに立つ選手は気持ちの強さを持っているんですけど、ここで2敗してしまうのは気持ちが弱い。スターになる選手はここは勝つと思う」と持論を展開。「がっかりした。今やっても話にならない。俺だったらひらもっちゃんを一番強くさせる自信があるのにな」と練習の改善を提案した。

最後は「なんでもっと暴れないんだろう」とし「日本の格闘技を担っていく存在になってくれればいいですけどね」と奮起を促していた。