総合格闘技RIZINトリガー3大会(16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)で、19年12月以来2年4カ月ぶりの参戦を果たすルイス・グスタボ(ブラジル、25=EVOLUCAO THAI)が15日、前日計量をリミットから250グラム少ない70・75キロで一発クリアした。

メインイベントで戦う矢地祐介(31=フリー)と対面しても、「ここにいられて本当にうれしい。明日は素晴らしい試合になると思う」と笑顔を崩さなかった。

日本文化が大好きというグスタボは、14日の大会前インタビューでも興奮を隠さなかった。「(試合がなかった)この2年間、日本は第2の故郷だと思って練習を続けてきました」と力説。向上した部分を問われると「総合的なアスリートになった。パンチとキック、そして空中でもいろいろできるようになりました。(アニメの)『ドラゴンボールZ』みたいにね」と、ちゃめっ気たっぷりに話した。

対戦相手の矢地は、RIZIN初参戦となった18年8月に対戦し、2回KOで破っている。「彼の試合は動画で見ましたが、何の進化もない。僕には何の問題もない。2、3ラウンドになろうが関係ない。必ずボコボコにする」と力強く宣言した。

矢地は、前日計量を70・95キロでパスした。