またしても強烈なパンチの前に沈んだ。第2代PXCフェザー級王者、矢地祐介(31=フリー)が、メインイベントでルイス・グスタボ(ブラジル、25=EVOLUCAO THAI)と18年8月以来3年半ぶりの再戦に挑むも、2回に右ストレートを受けてTKO負けを喫した。

【RIZIN TRIGGER】元貴源治こと貴賢神の総合初戦は黒星/詳細ライブ

19年12年以来3年ぶりのRIZIN参戦となったグスタボに、1回から圧力をかけられた。2回にテークダウンを奪われると、側頭部に拳をたたき込まれた。会場に打撃の音が響く程の強烈なパンチ。スタンディングの攻防へ何とか回避したが、最後は右ハイキックからの右ストレートでダウン。2回TKO負けとなった。

18年8月、強烈なパンチで沈められた相手で、「過去に完全にやられた相手に対して『こんな戦い方ができるのか』と言わせたい。俺の強さを知らしめたい」と話していた。打たれても気持ちを切らさない姿で会場を盛り上げたが、雪辱を果たすことはできなかった。