先月感染した新型コロナの影響で試合を欠場していた藤波辰爾(68)が、怒りのあまり試合に乱入する場面があった。

本来出場予定のメインイベントの6人タッグマッチで、代役の棚橋弘至(45)が永田裕志(54)越中詩郎(63)と組み、鷹木信悟(39)高橋ヒロム(32)長井満也(53)組と対戦。放送席で解説を務めていた藤波は、試合開始前から長井に「出て来いよ!」などと挑発を受けた。試合中盤、長井が棚橋に自身の必殺技であるドラゴンスクリューを見せつけるように決めたところで、ついに堪忍袋の緒が切れた。

ジャージー姿のままリングにイン。そのまま相手組にビンタを張ると、最後は長井に本家ドラゴンスクリューを見舞った。試合は棚橋が長井にハイフライフローを決めて勝利。バックステージでは「動けないジレンマを感じた。仕切り直して12月の試合までには体を作ります」と意気込んでいた。