スマックダウン(SD)タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)がロウ・タッグ王座とのタッグ王座統一に成功した。

ロウ・タッグ王者ランディ・オートン、リドル組との王座統一戦に臨み、ジェイがウーソスプラッシュをリドルを沈め、タッグ王座2本を手にした。

WWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズ一派となるユニット「ブラッドライン」としてウーソズが大会オープニングに登場。スポークスマンのポール・ヘイマンから「ウーソズがオートン、リドル組を倒して史上最高のタッグチームになる。これは予想じゃなくてネタバレだぞ」と後押しの激励を受ければ、レインズにも「俺の望みは分かっているな。愛しているぞ」とハグされて送り出された。

メインイベントで組まれたロウ、SDタッグ王座統一戦は、先にジミーが踏みつけやスープレックスで背中にダメージを負ったリドルを集中攻撃。オートンにRKOを決められてピンチとなると、すかさずジェイがフォールをカットして連係の良さをみせた。ジェイがリドルにスーパーRKOを狙われるピンチに陥ると、レフェリーの死角で、突然現れたレインズによるリドル妨害で形成逆転。続けてコーナートップに残ったジェイが倒れ込んだリドルにウーソプラッシュをたたき込み、そのまま3カウントを奪取した。

試合後、レインズがリドルに暴行を加えると、ウーソズもオートンにダブルスーパーキックをたたき込んだ。さらにジェイがコーナートップから解説席ごと破壊するウーソスプラッシュでリドルのKOに成功。レインズはスタッフの制止を振り切り、オートンをギロチン(前方首絞め)で仕留めた。会場からの大ブーイングの中、シングルの統一王者レインズ、タッグの統一王者ウーソズがベルトを掲げ、WWEのタイトル独占を誇っていた。