21年2月にプロテストに合格していた高校6冠ボクサー斎藤麗王(24=帝拳)が7月2日、東京・後楽園ホールでデビューすることが29日までに発表された。サマート・スプラッカーン(タイ)とのスーパーフェザー級6回戦が初陣となる。宮崎・日章学園高で高校選抜、インターハイ、国体などで高校6冠を成し遂げた斎藤は「デビュー戦が決定したことは素直にうれしいです! 待ちに待った試合ができることに感謝しています。アマチュア最後の試合からは2年10カ月ぶりですが、自分のことを応援してくれる方、期待してくれている方、自分のことを知っている人も知らない人にもコイツ、ヤベエなと思わせる試合をします! 注目してください!」と所属ジム公式サイトで意気込みを示した。

同じく昨年2月にプロテストに合格していた増田陸(24=帝拳)はウォーラポン・ヨーティカ(タイ)とのスーパーフライ級6回戦が決定。アマ戦績52勝14敗とキャリア十分の増田は「苦しい時期に耐えた自分と、支えてくれた家族、友達、自分に関わってくれたすべての人に感謝しています。試合を通して恩返しをしたいです」などとコメント。また目黒日大高でインターハイと国体を制し、昨年8月にプロテストに合格した高見亨介(20)はウッティチャイ・モントゥリ(タイ)とのライトフライ級6回戦が決まり「最高なインパクトで勝とうと思っている」などと気合十分だ。

また同興行では昨年9月にプロデビューし、黒星を喫した赤井英五郎(27=帝拳)が東日本新人王に再挑戦。同ミドル級予選でマッチョパパ一基(協栄新宿)と拳を交える。