「かわいい系女子」リブ・モーガンが、ついに最高位女子シングル王座初戴冠を果たした。

先に組まれた7人エントリーのMITB女子ラダー戦で、天井につるされた王座挑戦権利証入りブリーフケースを奪い合った。最後にベッキー・リンチとそれぞれのはしごを使ってのぼり合い、激しい攻防を繰り広げた。

1度はのぼってきたラダーをリンチに倒され、場外落下するかと思われたが、片足をロープにかけて踏みとどまった。さらにロープの反動を生かし、ラダーを戻しながら、リンチを蹴り倒した。その大チャンスにブリーフケースを手にし、王座挑戦権を手にした。

その後に開催されたスマックダウン(SD)女子王座戦でモーガンの作戦が成功した。SD女子王者ロンダ・ラウジーがナタリヤとの防衛戦に臨み、負傷した右膝に集中攻撃を浴びながらも、足首固めからの腕ひしぎ逆十字固めで何とかギブアップを奪って勝利。王座防衛した直後だった。

モーガンがリングに現れ、キャッシュイン(王座挑戦権を行使)。ビックブーツをラウジーに捕獲され、足首固めで攻められたが、ナタリア戦で負傷した右膝を蹴り飛ばして局面を打開。そのままラウジーを丸め込んで3カウントを奪ってみせた。試合後、モーガンはラウジーにベルトを手渡されて抱擁を交わすと、SD女子王座ベルトを掲げて歓喜していた。