WWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズが自ら率いるユニット「ザ・ブラッドライン」で男子ウォーゲームズに勝利した。

いとこのジェイ&ジミーのウーソ兄弟、同兄弟の弟ソロ・シコア、“名誉兄弟”サミ・ゼインとチームを結成。ジェイマス、ドリュー・マッキンタイア、ブッチ、リッジ・ホランド、ケビン・オーエンズのシェイマス軍(チーム・ブロウイング・ブルーツ)と屋根のないケージ(金網)に囲われた2つのリングで激突した。

試合前、レインズはゼインに対し、元盟友で敵軍に入ったオーエンズとの関係性を疑っていた。レインズ軍は鉄つい攻撃で攻め込まれて劣勢の展開となり、ジェイがスーパーキックを仲間のゼインに誤爆するアクシデント。それでもウーソ兄弟がブッチに合体技1D、レインズがホランドをスピアーでテーブル葬。シコアもスピニングソロでマッキンタイアを沈めて形勢逆転した。

レインズが残ったオーエンズのポップアップ・パワーボム、スタナーを浴びてピンチに陥った時だった。ゼインが2カウントでレフェリーを押さえつけて救うと会場からは「サミ・ウーソ」コールがわき起こった。さらにゼインによるオーエンズへのローブロー攻撃、串刺しヘルヴァキックで勝利は目前。最後はジェイがウーソ・スプラッシュでオーエンズを沈め、男子ウォーゲームズ戦を制した。

試合後、レインズはゼインと熱いハグを交わし、チームの信頼を回復し、相性の悪かったジェイとも仲直りの抱擁を交わして大会終了となった。