ボクシングの「3150FIGHT」を手がける元世界3階級制覇王者亀田興毅ファウンダー(36)が、功労者への花道を作る。

興毅氏は1日、来年1月6日にエディオンアリーナ大阪で行う世界戦2試合を含めた興行について、新たなプランを打ち出した。元東洋太平洋フェザー級王者大沢宏晋(37=オール)の引退試合を行い、10カウントを行う意向を明かした。

大沢は45戦36勝(21KO)4分け5敗のキャリアを誇る。世界挑戦もした功労者に対し、ふさわしい舞台を用意する。

対戦相手は11月27日の「SURVIVAL」に出場した樋口和輝(22=ARITOMI)と交渉予定。興毅氏は「これから伸びていく選手を育てていくのと同様、ボクシング界の基盤を築いてくれた先輩が、その道を引く時にはふさわしい道を作りたい。それも使命だと思っている」。ボクシング界全体を見据えて興毅氏は改革を進める。