元WBA世界ライトフライ級王者・山口圭司氏の息子となる山口臣馬(しんば、22=帝拳)がジム移籍2勝目を挙げ、A級(8回戦)昇格を決めた。

約10カ月ぶりのリングで20年全日本フェザー級新人王・平野和憲(33=KG大和)と56.5キロ契約体重6回戦で拳を交え、3-0の判定勝利を飾った。

前所属ジム会長で元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が見守る中、1回にキレのある左フックからの右ストレートでダウンを奪取。平野の反撃にも応じて勝利した。

白井・具志堅スポーツジムから帝拳ジムに移籍。今年2月に小林廉(エスペランサ)に6回TKO勝ちしてジム移籍初勝利を挙げていた。これでB級(6回戦)で2勝を挙げ、A級への昇格を決めた。