“プロレス王”こと鈴木みのる(54)が率いるプロレス界の人気ヒールユニット「鈴木軍」が、11年でその歴史に幕を下ろすこととなった。

第4試合の8人タッグマッチ後だった。鈴木だけがリングに残ってマイクを握ると、今年いっぱいでの解散を発表した。メンバー1人1人の名前を呼びあげて送別のコメントを送った鈴木は、最後に「23年、鈴木軍は新しい出発だ。それぞれが新しい旅に出る。今年いっぱいで解散する」と衝撃宣言。大会前から意味深長な発言を繰り返してきた鈴木だったが、突然の解散に会場は悲鳴に包まれた。

「鈴木軍」は2011年にTAKAみちのく、タイチとともに結成。元WWEのランスアーチャーを加えて勢力を拡大すると、その後は、エル・デスペラード、金丸義信、ザック・セイバーJr、DOUKIらを加え、極悪軍団ながら魅力的な選手がそろうユニットとして愛されていた。