プロボクシングWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)が、伝統と権威のある米老舗専門誌ザ・リング選定の22年の「カムバック・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

21年9月、矢吹正道(緑)に10回TKO負けを喫して王座陥落しながらも、22年3月、矢吹との即再戦ではプレッシャーをかけて攻め込み、3回KO勝ちで世界王座に返り咲いた。さらに同年11月には京口紘人(ワタナベ)との2団体王座統一戦に臨み、7回TKO勝ち。2本の世界ベルトの統一に成功していた。

ザ・リングは「寺地拳四朗はキャリア初の敗戦から力強く立ち直り、素晴らしい年を過ごしており、ザ・リングの2022年のカムバック・オブ・ザ・イヤーです」と選出理由を挙げた。