キックボクシングで無敗を誇り、プロボクシングに転向した那須川天心(24=帝拳)が19日、意外な趣味を披露した。フジテレビ系列の情報番組「ワイドナショー」に出演。手芸が趣味で、クマのぬいぐるみを自作したことを明かした。ミシンも買ったという。意外な趣味に、出演者も驚きを隠せなかった。

番組では5歳から始めた格闘技の魅力も聞かれた。「1番、白黒がはっきりしている。世の中グレーなことが多いが、格闘技は勝ちか負け。勝った方が正義。そういうところが好き」と話した。キックとボクシングの違いについては「キックは3ラウンド。ボクシングは最長12ラウンド。短距離の選手が長距離走にいく感じ」と説明した。

9日にプロテスト合格。デビュー戦は4月8日に有明アリーナでスーパーバンタム級6回戦として、日本バンタム級4位の与那覇勇気(32=真正)と対戦する。「もうやるだけ。挑戦することが格好いいとの姿を見せたい」と目標を掲げた。