ボクシングの大成ジムは6日、兵庫県三田市のジムで次回興行について発表会見を行った。4月16日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、試合の模様はテレビ大阪の公式YouTubeチャンネルでライブ中継される。

メインはWBOアジアパシフィック・フライ級王者加納陸(25=大成)の初防衛戦で、同級15位の亀山大輝(26=ワタナベ)の挑戦を受ける。WBO世界同級3位にランクしており、丸元大成会長は「これでアジアは卒業。(世界戦に向けて)最後の予行演習にしたい」。加納も「世界ランカーにふさわしい試合をして世界戦線にいきたいと思う」と意気込んだ。

WBC世界ユース・ライトフライ級王座決定戦に尾崎優日(20=大成)がプロ3戦目で臨む。相手は4勝4KO(1敗)のバオラブト・サラブタン(タイ)。丸元会長が「尾崎は必ず世界王者になる」と期待の逸材で、尾崎は「世界につながるチャンス。いい内容でKOしたい」と言った。