プロボクシング4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)の父真吾トレーナー(51)が、今春から開幕する東日本新人王にエントリーする大橋ジム勢の強化合宿で指導した。7日から始まった神奈川・藤沢市の善行での合宿の午後練習はジムワークが行われ、元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナー、北野良トレーナーに加え、真吾トレーナーが新たに合流。新人王制覇を目指し、トレーニングを積むメンバーの練習をチェックしながら選手たちにアドバイスを送った。

この強化合宿には、ミニマム級でデビューを控える北野トレーナーの息子、北野武朗(18)、ライトフライ級の磯金龍(22)、フライ級の山田龍斗(26)と竹野海佑(19)、スーパーフライ級の阿部一力(18)と厚地嶺(23)、スーパーバンタム級の内田勇心(20)、フェザー級の山川健太(19)、ミドル級ダン・ディー・ディリンジャー(35)とデビュー戦のケニアン・サムライ(30)の計10選手が参加している。