WBCで大会MVPに輝いた侍ジャパンの大谷翔平選手(28=エンゼルス)と一文字違いの、大谷将司(32=スクランブル渋谷)が、格闘技界のMVPを目指す。

23日、「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、後楽園ホール)のカード発表記者会見に登壇。大谷は、KNOCK OUT初参戦の力斗(21=TEAM PREPARED)と対戦することが決まった。世間は、世界一に輝いた侍ジャパンムード一色。投打二刀流の大谷と、一文字違いの格闘技界の大谷は「MVP狙っていきます」と、豪快なKO勝利を宣言した。

対戦相手の力斗は、記者会見に不参加。書面でコメントを発表し「せっかくKNOCK OUTに参戦できることになったのに、相手が聞いたことのない弱そうな選手で残念です。どうせならバズーカとやりたかったです。大谷はどう考えても俺の踏み台になる選手。早くKNOCK OUTのベルトを取るために今回はもちろんKOして勝ちます。大谷、すぐに壊れるサンドバッグは要らないので簡単に倒れるなよ」と挑発。

これに、苦笑いを浮かべた大谷は「そういう感じで来てもらえた方が、面白くなると思う。自分は仕事辞めたりして、格闘技向き合う時間が増えて、すごい成長できている自信がある」と気合十分。格闘技の“一刀流”で、成り上がる。