18年全日本バンタム級覇者で昨年6月にプロデビューを果たしたホープ村田昴(24=帝拳)が107秒殺でプロ4勝目を飾った。

スーパーバンタム級4回戦で、ホセ・ネグレット(24=米国)と拳を交え、1回1分47秒、TKO勝利を挙げた。サウスポースタイルで右ジャブからの左ストレート1発でネグレットをキャンバスに沈めた。

昨年6月、米ラスベガスで臨んだケヴィン・モンロイ(米国)とのプロデビュー戦で2回TKO勝利して以来の海外マッチだった。アマチュアで68勝12敗、4冠獲得というバンタム級のホープ。20年9月のプロテストに合格した。これでプロデビューから4連続KO勝ちとなった。

今年1月中旬から渡米していた村田はラスベガスで約2カ月半、海外勢とのスパーリングを重ね、腕を磨いていた。これで1度帰国し、5月初めにあらためてラスベガスに向かい、次戦に向けたトレーニングに入る。本田明彦会長によると、プロ5戦目は米国で6~7月に予定され、6回戦か8回戦で試合が組まれる予定だという。