ボクシング興行「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」(4月1日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)の前日計量が3月31日、大阪市内のKWORLD3ジムで行われた。

今回は同興行で初のタイトル戦3連発。注目はセミファイナルに組まれた日本スーパーフェザー級タイトル戦で王者坂晃典(31=仲里)に、同級1位の原優奈(28=真正)が初のタイトルマッチに挑む一戦。

前回会見で挑戦者の原が「天才サッカー少年でした」と自らアピール。かつてイタリア・セリエAの名門ACミランから注目された存在だったという。小学校時代は、昨年のサッカーW杯カタール大会でも活躍した日本代表FW南野拓実とプレーした経験があることを明かし、一躍注目を集めていた。

挑戦を受ける王者坂は、挑発的な言動を間接的に聞いていたとし、「弱い犬ほどよくほえると言いますから」とピシャリ。カチンときた原は「そんなん言いながら、何回も倒れてますからね」とやり返した。

メインを食う意気込みだ。原は今回、髪をピンクに染めた。「陣営も応援団もみんな桜色ですよ。春ですからね」。その上で「むちゃくちゃ完璧に仕上がっている。新チャンピオン誕生は時間の問題。楽しみにしてください」と不敵な笑みをたたえて予告した。

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