総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が4日、キングカズこと、サッカー元日本代表FW三浦知良(56)の息子であるが故の思いを口にした。

都内で行われた「RIZIN.42」(6日、有明アリーナ)に向けての出場全選手インタビューに参加。YA-MAN(26=TARGET SHIBUYA)との一戦に向けて「みんな俺が負けると思っているし。世の中に対しても、見とけよって思う。みんなからしたら、親の名前が先行していると思うし、(YA-MANは)格闘技一本で成り上がって、俺にでも、見せられるものがあるよというのを証明したい」と言葉に力を込めた。

YA-MANからは「すごい家系の坊ちゃん」と言われた。本人も分かっている。世間の声も耳に届いている。偉大な父の息子だからこそ、自分の存在意義を証明する。「どっちの家庭がこうだから、あ~だから、偉いとか、そういう風に思っていなくて。ただ、本当に違う家庭環境ではあると思うけど、リングに上がって戦うのは2人だけだし。一生懸命戦う姿を見せたいし、リングに上がれば、同じ立場。関係ない」と言い切った。