高橋ヒロムが、藤波辰爾へシングルマッチを要求した。

日本ジュニアヘビー級の礎を築いた藤波と、第93代IWGPジュニア王者の高橋ヒロム。2人はこの日のメインの6人タッグマッチで初対決。試合は藤波が、AKIRAをドラゴンスリーパーでタップを奪った。

バックステージに登場したヒロムは「ただ、ただ、楽しかった。ファンに戻ったような楽しさだ。でも、俺にはそれしかなかった。それだけしか残らなかった。やっぱり藤波さんを6人タッグでは、感じることは出来ませんでした。生意気なことを言っているのは百も承知です。でも、すごいよね。やらざるを得ないでしょ。やるしかないでしょ。いつでもいいですよ。今年でもいい。来年でもいい。再来年でもいい。藤波辰爾さんが、俺に勝てる、そう思うまでは、俺は黙っています。生意気なんでね。やっぱり、俺は間違っていなかった。ジュニアの最初の人間を感じたい。ただ、それだけです。藤波辰爾さん、心の底から尊敬しています。ただ、リング上では生意気なもんで申し訳ありません」とレジェンドとの一騎打ちを心待ちにした。